Motif™:Made Design & Innovation

投稿日: | 研究開発

アイデアを現実のものにするビジネスでは、刺激のあるオフィススペースで仕事をすることこそ成功への第一歩と言えます。ベルギーのアントワープを拠点とするデザイン&イノベーションスタジオ、Madeは、オフィス内の共有スペースにMotif™を設置し、コラボレーション セッションをレベルアップしました。それにより、チームワークはもちろん、作業する姿も見映えが良くなりました。もともとMadeには大きな壁が設置されており、同社はそれをチームワークとアイデアを共有するためのハブにしたいと考えていました。課題となったのは、視覚的な面白さを損なうことなく、また、退屈な白い平面を増やすことなく、空間をカバーするのに十分な大きさの筆記面を見つけることでした。そこでMadeのチームは、Motif™が「壁から浮き上がり、不思議な陰影と明るさを生み出す一方で、パネル間の間隔が単調さを解消し、面白みがある」ということを発見したのです。まさに、形と機能のバランスが理想的でした。

多彩な構成

Madeにとって最大の課題のひとつは、パネルの設置に最適な構成を決めることでした。可能性は無限ですが、サイズ、用途、高さなど、検討すべき要素がいくつもあります。別個のパネルの設置位置が低すぎても高すぎても、使い勝手が悪くなります。抽象的な模様や左右対称でない並べ方も、デザイン性を追求するうえで選択肢のひとつでした。そして、MadeチームはMotif™を日常的に使う目的を想定し、パネルのサイズ、カラー、模様をブレンドした構成に落ち着きました。

簡単な設置

PolyvisionはMadeチームに、Motif™を設置したときの体験を語ってほしいと依頼しました。すると、「設置はいたって簡単!1時間もかからずに壁一面に設置することができました。」という返事が返ってきました。Motif™の取り付けは、簡単にできるよう設計されています。設置テンプレートを壁に貼ることで、誰にでも簡単に取り付けの位置決めができます。また、パネルシステムは軽量なので、持ち上げて壁に取り付ける際、特別な道具は必要ありません。さらに、特殊なスペーサーにより各パネル間のギャップが均等になり、3Mのインターロッキング取り付け金具により位置が固定され、位置の変更ややり直しが必要な場合には取り外すことも可能です。

チーム志向

かつて、ブレーンストーミングやひらめきのために付箋や紙のメモに頼っていたMadeチームは、今ではより快適かつ効果的に、より大規模なコラボレーションを行えるようになりました。デザインに特化したこの企業は、Motif™のスペースを「スタンドアップエリア」と名付けました。そこは、スケッチによる話し合いやチームミーティングの中心的な場所であり、後で考えるためにアイデアを残しておく場所でもあります。パネルごとに違う目的で使用することもよくあります。別の小さなパネルは、ミーティングの議題や長期にわたるプロジェクトのメモ、また、チームメンバー間でわかりやすく集計内容を示す際にも利用されています。時にはMotif™は物議を醸すようなアイデアを掲示して議論を深めるため、あるいはオープンなコラボレーションスペースでビジュアル化するためにも使用されます。クリエイティブディレクターがチームの日々の活動を見落とすことはよくありますが、共有スペースに新しいコンセプトが飛び込んでくるのを見ると、必然的に興味がわくものです。それは、デザイナーが異なる視点を持った他の人からの反応を引き出したいとき、ゲリラ的にフィードバックを得るひとつの方法にもなるのです。

コンテンツの整理

これらのコンテンツブロックにより、異なる議題をそれぞれ切り離し、見やすいフォーマットで整理できるようになります。大型パネルは、タイムラインやワイヤフレームを作成する戦略会議でMadeチームに好評です。こうしたより踏み込んだワークフロータスクには、アイデアを広げて展開できるスペースのある大型パネルや超大型パネルが最適です。チームリーダーのTeun Habraken氏は従来のホワイトボードを使った過去のミーティングスペースを振り返りながら、こう語ります。「以前のミーティングスペースでは、書き始める前にボードにあるものを全部消していました。たとえボードの25~50%しか書かれていなくても、やはりそうでした。アイデアを出し合ったり明確化したりするためには、何も書かれていないところから始めなければいけない、という感じです。Motif™は違います。ボードが全体の一部かそうでないかという体験や認識は、常に流動的で、固定したものではありません。より柔軟に、自由に作業が進められるようになりました。」

パターン&カラー

Motif™は、必要な時には高性能のコラボレーション筆記面として、また、使用していない時にはアート作品として機能する二面性を持っています。小さなパネルにはデザイナーからインスピレーションを得た標準的なパターンが施されており、創造性を刺激します。より大きなパネルは、汎用性を最大化するために意図的に選ばれたニュートラルカラーを使っています。Madeは、必要な時に機能的な遠近感のあるグリッドとして使用でき、不要な時は邪魔にならない、不透明度が低いパターンのパネルを選びました。

コラボレーションを形にするMotif™

Motif™は、創造性を刺激してチームの結束を高め、より効果的にコミュニケーションと作業を進められるように設計されたコラボレーション ワークツールです。チームがコラボレーションをしたくなるようなクリエイティブなツールを必要としていたのは、Madeも同じでした。Teun氏は話します。「より多くのチームメンバーが積極的に関与するようになりました。より整合性があって、明確に構成されたクリエイティブなミーティングが増えたんです。口頭で伝えられたアイデアが放置され、忘れられるのではなく、そうしたアイデアを書き留めたり、より具体的なものとなるようアイデアを膨らましたりすることができます。アイデアを具体的なデザインや製品にする責任を負うクリエイティブな企業として、それは極めて重要な変化です。私たちはイノベーションを届ける存在であり、Motif™はその責務を果たす上で大いに役立っています。」

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