ドゥ・ブルケール駅 | ブリュッセル

「THE CITY MOVES IN THE PALM OF MY HAND(手のひらの上で動く街)」 | Jan Vanriet(2004年)

地上にある市の広場の名にちなんだ地下鉄のドゥ・ブルケール駅は、ブリュッセルの地下鉄駅と路面電車の駅からなる高速鉄道駅です。これら2つの駅をつなぐ103メートルにおよぶ歩く歩道は、Jan Vanriet氏によってデザインされました。

「The city moves in the palm of my hand(手のひらの上で動く街)」と名付けられたこのアート作品は、地上の彩り豊かな街の活気と豊かな歴史が織りなすストーリーという、複数のテーマを融合した近代的な作品となっています。Polyvision のエナメルスチールパネルにVanriet氏のリノリウム版画を施し、精緻な写真を入念に複写して組み合わせたアート作品が壁に展示されています。

この芸術作品は、Benno Barnardによる詩と、ブリュッセルと ドゥ・ブルケール広場を生き生きと歌うJacques Brelの歌からヒントを得て生まれました。 Vanriet氏は壁を下地にして、古いタペストリーになぞらえた絵画的な物語を展開し、月面での第一歩、ドゥ・ブルケール広場、テラス席など、さまざまなテーマを組み合わせました。

Jan Vanriet

1948年にベルギーで生まれたVanriet氏は、記憶、アイデンティティ、人間の経験というテーマを探求した絵画、スケッチ、パブリックアートなどの作品で知られています。1970年代に芸術家としてのキャリアをスタートさせ、その大胆で表現力豊かな色使いと、美しく印象的で感情に響く作品を制作し、瞬く間に高い評価を得ました。

抽象と具象の要素を組み合わせた作品が多く、視覚的な複雑さと奥行きを生み出しています。

パートナー:

Jansen Finishing NV

竣工:

2004

アーティスト:

Jan Vanriet

面積:

240 m2

印刷タイプ:

スクリーン印刷

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