新しい年の始まりに未来に思いを巡らせるのは、人としてごく自然のことでしょう。先を見据えることにはどこかポジティブな感覚があります。イノベーションやトレンドに常に敏感な企業として、Polyvisionにとってオフィスインテリアデザインの方向性を見極めることも重要なプランニングのひとつです。当社は常に現在の市場のニーズに応えるよう努力するとともに、可能な限り次の動きを予測することを心がけています。
今年注目度が増している変化の中には、トレンドになった途端にもう終わってしまうものもありますが、文化的な変化を示すトレンドについては、Polyvisionはより長期的に考えています。このような変化は、特定の色や生地よりも長く続くものを反映しています。
それを念頭に、2023年以降のオフィスインテリアデザインの大きな方向性をご紹介します。
テクノロジーの統合
スマートデバイスをはじめ、「モノのインターネット」の世界が広がる中、ワークスペースやその他の人が集う空間も、こうした進歩を最大限に活用できるよう変化していく必要があります。タッチスクリーンやスマートライト、スマートビルディングの導入、また、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)要素の導入などが、そうした変化に該当します。
投影やドライイレース用に最適化されたCeramicSteelのサテンおよび低光沢面は、赤外線フレームやカメラベースのソリューションなどのインタラクティブなプロジェクション技術向けに特別に設計されたものです。プロジェクション技術は、学習環境や職場環境において、デジタルとアナログのチャネルをシームレスに融合させます。
バイオフィリック デザイン
このデザインは、自然の要素を建築環境に取り入れることで、人間のウェルビーイングをサポートするような空間を作り出すことを目的としています。こうしたデザインには、自然素材や生きた植物、自然光の利用のほか、自然界に見られる形やパターンを模倣したデザイン要素も含まれます。
自然からインスピレーションを得た画像をCeramicSteel建築用ウォールパネルに高解像度印刷すれば、屋外環境を屋内に再現し、自然とのつながりを即座に作り出すことが可能です。
サステナブル デザイン
より持続可能な建築物を求める声が高まる中、多くの企業が環境にやさしい素材やデザイン要素を職場に取り入れようとしています。この例としては、再生材やリサイクル材、エネルギー効率の高い照明の使用、パッシブソーラー建築の導入や、環境への影響を最小限に抑えて製造された表面および製品の利用が挙げられます。
PolyvisionのCeramicSteelは、安全で循環型であり、責任をもって製造されている製品を認証する国際基準であるCradle to Cradle Certified™ブロンズ認証を取得しています。
Cradle to Cradleは、材料の健全性、製品の循環性、きれいな空気と気候の保全、水と土壌のスチュワードシップ、社会的な公正さの5つの項目について材料と製品を評価します。
ウェルネス デザイン
健康的な職場環境、学校環境、ヘルスケア環境をつくることへの関心は、ますます高まっています。ウェルネスデザインは、自然光やサポート力のあるイスを取り入れたり、有害物質の使用を最小限に抑えたりするなど、健康を促進する要素を統合したものです。
CeramicSteelは、製造時にも施工後にも、VOCを排出することはありません。ウェルネスを意識したオフィスインテリアに最適な壁クラッド材です。
フレキシブルな空間
リモートワークの増加やコワーキングスペースの人気上昇に伴い、様々な用途に対応できる柔軟性のあるオフィススペースへの需要が高まっています。これには、モジュール式のオフィス家具や可動式の壁の使用のほか、時間の経過とともに変化するニーズに合わせて簡単に構成し直せるフロアプランなどがあります。
ブランディング
多くの企業はオフィス/商業スペースを自社ブランディングの延長線上に置きたいと考えており、大胆な色使いやカスタムアートワークなど、企業の価値観や個性を反映する要素を取り入れようとしています。
Polyvisionでは表面イメージング技術により、CeramicSteel建築用パネルに鮮やかで耐色性のあるフルカラー印刷やアートワークを施すことが可能です。グラフィックデザインや写真画像、ロゴ、メッセージを通じて、建築にアートや画像を取り入れる無限の可能性をご提供します。ほぼ無制限に色、印刷オプション、寸法、アプリケーションを組み合わせることができ、あらゆる商業スペースを劇的に変化させます。
進化し続けるデザイン
オフィス/商業スペースデザインのトレンドは常に進化し続け、ビジネスや消費者のニーズの変化に適応しています。サステナブルな素材や柔軟な空間利用、テクノロジーや体験的要素の取り入れなど、デザイナーはオフィス/商業スペースデザインの世界における可能性を押し広げ続けています。